SHIN系統では、CIGREの国内分科会と連携し、電力システム関連において関心が高まっているテーマに関する海外文献を読み込み、主要なポイントをまとめる「抄訳作業会」を開始します。主に若手有志に抄訳を担当してもらい、発生する疑問にアドバイザーが解説を加えながら議論を行うスタイルで進めます。
この「抄訳作業会」ですが、CIGRE/C1(電力システム計画と経済)の国内分科会委員長の東京電力パワーグリッド・八巻康一郎さんが、若手を呼び込み、知見を高めてもらうことを目的に実施してきた取組みです。八巻さんは、現在早稲田大学の招聘研究員としてSHIN系統の推進側に参画いただいており、SHIN系統の取組みとのコラボで、さらに参加者を拡大して「抄訳作業会」を実施していくこととしました。
これにあたり、既にCIGRE/C1で実施した抄訳作業のアウトプットを、SHIN系統と共有いただけることとなりました。是非、こちらからご覧ください。
「抄訳作業会」は、これから経験を積んでいかれる研究者・技術者にとって、刺激的で示唆に富む場になると確信しています。既に皆さんにご案内して希望者募り、今年度下期のチームを結成しました。アウトプットにご期待ください。